2016年07月27日

主役の奢り

先日、ソフトバンクの試合を見ていました…。
すると、相手チーム(西武ラオインズ:メヒア)の選手が打った打球が一塁側カメラマンエリアに…。
その時、打球からカメラを守ろうとカメラマンアシスタントが持っていたボードを頭上にかざし、カメラを守った。しかし、その高く上がった打球を一塁手(内川選手会長)が取ろうと手を伸ばし接触。

 すると内川選手、そのカメラマンアシスタントをギラッと睨みつけ、文句をいいます。一塁に帰るときも何度も何度も振り返り睨みつけ、文句を言います。内川選手からすると「せっかく取れるかもしれなかったのにお前のせいでこぼしたやないか…何やってくれとんじゃ」ということなんでしょう。プロ選手が真剣に競技に打ち込むのはとても良く分かるし、いいことだと思います。ただしかし、悪意もなくカメラを守ろうとしたアシスタントに向かって、その態度はないのではないかと残念な気持ちになりました。

 素晴らしい映画が出来上がったとして、それは役者だけのものですか?監督はもちろん、原作者、スタッフ、カメラマン、技術などその映画を作るためにみんなが各々の立場で努力し作り上げてきたものだと思います。スポットライトを浴びる人がいれば、スポットライトを当てる裏方さんもいるわけです。もっといえば、その映画を見て感動するお客さんだって「良き映画」となるためには欠かせない大事な要員です。

 プロ野球は、マスコミが盛り上げ、ファンが盛り上げ、スタッフが支えなければ、ただの草野球です。プロ野球選手がプロ野球選手たるために多くの人間がそれを支えています。カメラマンアシスタントだってカメラとカメラマンを打球から守るために職務を全うしたに過ぎません。それを忘れて、王様のような態度を取るというのは元高校球児の私からすると残念な選手がプロになったのだと情けなく思います。是非プロ野球選手にはファンに夢と希望を与えられる人間性を身につけてもらいたいと思います。

 内川選手は苦しい時期もあったし、もしかしたら人並み以上の努力をしてその場所にたっているのかもしれません。しかし、だからといって、彼の取った行動が野球少年たちの夢(まぁ、みんながみんなそうではないでしょうが…)であるプロ選手の行動として褒められたものではないと考えます。もし、内川選手が本当にあのボールを取るために邪魔されたくないのであれば、あの席を空にすることを主張すべきなのです。ソフトバンクホークスのキャプテンなのだから、そのくらいの意見を述べる資格はあるはずです。やはり、お互いの責任と責任が交錯して、トラブルが起きたのであれば、立場の強い方が弱い方をなじるのではなく、何が原因で、何が解決策なのかを考えるべきです。今からでも遅くはないと思います。彼にはカメラマンアシスタントへの態度を詫びるかっこいい姿を期待します。

内川ファール写真.jpg
posted by 書記局 at 18:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記