2017年03月21日

おススメ図書 あなたの職場は「心が折れる職場」?

心が折れる職場 (日経プレミアシリーズ) 新書
見波 利幸 (著) ¥918円

 タイトルが気になって手に取ったが、共感できる内容で、スラスラ読めてしまった。

 入り口としては良い本だと思う。

 心当たりのある人はぜひ手に取っていただきたい。

 とりあえず私も、雑談と涙活しようっと。
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オススメ図書 いじめのある世界に生きる君たちへ

いじめのある世界に生きる君たちへ
 ーいじめられっ子だった精神科医の贈る言葉
  中井久夫著、中央公論新社、定価1200円+税

 友人に勧められてこの本を手に取った。
 著名な精神科医が自らの体験も引き合いに出しながら、いじめがいかに巧妙な人間破壊行為であるか分析し、小学生にも分かるように書かれている。
 具体的な子どもの頃のエピソードが出て来る訳ではないし、感情的に切々と訴える訳でもない。ただハッとさせられる。自分自身の思い出や体験を引き出しながら。
 「人間破壊」
 深く記憶に刻みつけたい言葉だ。
 最近は組合へのパワハラ相談も多い。
 「孤立化」「無力化」「透明化」の三段階のいじめの進行を本著は分析していたが、パワハラも「関係の阻害」という孤立化によく似た手法がある。相手の支配下に置かれ、自分が悪いとすら思っている人もいる。大人社会がこうなのだから、縮図のように子どもの世界で同じことが起きるのは当然である。
 著者は本著の中でいじめを戦争やナチスの強制収容所に例えていたが(なにせ戦中世代の人だ)、私は自然と沖縄のことを思い出した。あるいはヘイトスピーチ。あるいは原発や原爆被害者。
 以下、名護市長の稲嶺進さんの言葉を引用する。
「国民は法の下に平等であるはずなのに、国全体の安全保障のために我慢しろと言われ、特別な地域に生まれたのだから特別な苦労をするのは仕方がないと言われ、沖縄県民は深く傷つき失望してきました。皆の荷物を背負う友に「大変だね。気持ちは分かるよ」と声をかけるだけで友は救われるでしょうか。真の優しさとは共に荷物を背負うことではないでしょうか。私たち沖縄県民が望んでいるのは至極単純なことで、皆様と同じように普通のまちで普通に暮らしたい、ただそれだけなのです」
 自分がいじめられないためにいじめる側に回る者、「傍観」という形でいじめを肯定する者、あるいは他の人と協力し手を差し伸べる者…。
 一人一人が社会の一員として身の回りで起きるいじめにどう行動するかが突きつけられている。
 この本を読むのと読まないとでは、いじめへの対応が変わると思う。
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2016年12月27日

新年の準備

 毎年コレが納品されると、もうすぐお正月だな〜と思います。

 賃金アンケート。正式名称:福岡市職労賃金生活改善要求アンケート。

 お年玉くじ付きのコレ、枚数の間違いがあってはいけないし、封筒に封入しないといけないので、仕分けに時間がかかるかかる…。ニュースの比じゃないです。肩の凝り具合もハンパなし。
 みんな回答してくれるかな〜と思いながら、今日作業が終わりましたので台車がずっしり重そうです。あとは1月4日に降ろすだけ。

 みなさん、提出する時は左上のお年玉くじを切り取って保管するのを忘れないようにしてください。

 回収したアンケートは、こちらで右上の番号(くじと同じ)をカットし、その中から抽選をします。なのでアンケートを出した人の中からしか当選しない仕組みです。

 抽選会はいつも2月上旬開催の中央委員会で行います。

 とはいえ、せっかく当たっても賞品を取りに来ない人が毎年いるんですよね〜と思っていたら!今日!夕方に電話がかかってきました!「一年前のなんですけど…」と!
 年末大掃除で出てきたんですかね?
 
 なんにせよ、ちょっと早いお年玉となりそうです。

 みなさん、よいお年をお迎えください。

 アンケート写真.jpg

 
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2016年12月08日

電通、プリントパックも候補に 2016年ブラック企業大賞

連合通信・隔日版2016年12月3日(土)No.9144より

 ブラック企業大賞2016のノミネート企業10社が12月1日に発表されたと連合通信で報じられた。インターネットで22日17:00まで投票を受け付け、23日の授賞式で結果を発表するそうだ。さっそくブラック企業大賞実行委員会のホームページにアクセスし10社それぞれの選定理由を読んだが、まあすごいこと。私の知人も以前日本郵便に勤めていたが、パワハラや暴力が絶えなかったと聞かされたことがある。今回は流通関係の企業が多い気がしたが、まさかの宗教法人まで…。電通に限らず有名企業が多く、氷山の一角だろうなと思うとともに、労働者が追い込まれた状況に思いを馳せずにいられない。
 また、ちょいちょい出て来るのが、2015年に厚労省が決定した、違法な長時間労働を行わせる企業の企業名公表と、これまた厚労省が2015年に設置した「過重労働撲滅特別対策班」(通称 かとく)だ。この間、ブラック企業が大きな社会問題となり国会でも追及(2015年3月)された結果だ。そのためかノミネート数も昨年より増加している。こうしたブラック企業大賞のような取り組み、長時間労働を強いられた人たちや遺族の訴え(この人たちの勇気には本当に敬意を表したい)、そしてそれを支援してきた労働組合等の活動が世の中を少しずつでも前進させているのだなあと思うと、いかに無力感に陥ろうとも歩みを止めるわけにはいかない訳である。やれやれ…がんばろっと。
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2016年12月07日

全員正規雇用化で業績向上〜建設会社社長の英断を全国保険医新聞が紹介

連合通信・隔日版2016年11月29日(火)No.9143より
 
 連合通信で興味深い記事が掲載されていた。
 岐阜県でクリニックを開業している竹田さんが最近、患者である建設会社社長から「すべての従業員を正規雇用にし、賃金を上げた」という話を聞いたというのだ。
 従業員30人程度のゼネコンの下請会社で、利益が滴り落ちるどころか吸い上げられる状況にあえぐ中、経営コンサルタントや会計士からは「利益を上げるために非正規雇用を推進するように」とアドバイスされ、社長はそのとおり実行してきたという。
 夜も昼もなく働くうち、その社長はついに脳梗塞を発症。幸い一命は取り留めたものの半身まひが残った。社長は自分に莫大な医療費がかかったことで、非正規社員が同じ病気になった場合に医療費が大きな負担になることに気が付いたという。
 そして全従業員の正規化に踏み切った今、業績は少しずつ向上しているとのこと。従業員たちのモチベーションも上がり、「仕事に対する意識が変わり、やる気に満ち溢れている」と社長は語っているそうだ。
 このエピソードは全国保険医団体連合会の「全国保険医新聞」で紹介されているとのこと。
 労働者を非正規化すればコストが下がるから会社の経営状態は良くなると思われがちだが、逆に社員のモチベーションと会社の業績が落ちるのであれば本末転倒だ。
 このような挑戦に踏み切る経営者がもっともっと増えれば、日本の未来も明るいだろうが…。
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2016年11月11日

3割超「自社はブラック」連合総研調査で若手男性

以下、連合通信隔日版2016年11月1日(火)No.9134より
 連合総研が半年ごとに行なっている勤労者へのアンケート調査で、20〜30代の男性の3割超が自分の勤め先を「ブラック企業」だと思っていることが10月28日分かった。長時間労働、低賃金、上司による労働時間などの管理が不十分と感じている人ほど、「そう思う」割合が高い。
 調査は10月首都圏、関西圏在住で、民間企業に勤務する20〜64歳の男女2千人にインターネットを通じて聞いた。
 ブラック企業を「違法または悪質な労働条件で働かせ、違法な長時間労働、残業代未払い、パワーハラスメント、極端に離職率が高いなどの特徴がある企業」と定義。そのうえで、自社が該当すると思うかを聞いた。
 全体では4人に1人にあたる、24.6%が「そう思う」と回答。同様の設問を行った2013年10月調査(17.2%)よりも増えている。男性は30代が33%と最多で、20代の32%、40代の24%が続く。女性は20代の25%を筆頭に、以下30、40代が20%台。非正社員よりも正社員の方が「そう思う」割合が高い。
 特に、残業時間が長いほど、「ブラック企業」と思う割合は上昇している。月60時間以上では51%と、過半数が「そう思う」と答えた。年収が600万円未満では「そう思う」割合が高く、600万円以上になると「思わない」割合が高い。
 上司による管理が不十分と感じているかどうかでも差が生じた。「(上司が)実際の労働時間を把握しているとは思わない」と答えた人(正社員)のうち、ブラック企業だと「思う」と答えた割合は37%で、「思わない」は25%、「労働時間が過重にならないように業務量を調整しているとは思わない」という人では、「思う」62%、「思わない」41%となっている。
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2016年08月17日

二つの失言が生んだ新東京都知事

カネの問題で二人の自公推薦の都知事が辞職しました。
未だ続く政治とカネの問題…
猪瀬前知事は、今ではバライティ番組に笑顔で出演しています。
あの尋問中の彼とは別人のような笑顔☆どういうつもりでテレビに出ていて、
どういうつもりで東京都民はそれを見ているのでしょう…

小池百合子新都知事が誕生しました。
彼女が今回うまく戦ったなと思う点は、自民党支持層、野党支持層、無党派層の全てから票を得たことです。
自民党は増田候補を公認し、野党共闘も鳥越俊太郎候補を統一候補に挙げたにも関わらず、支持層の票を固めることができませんでした。そして、その票が見事に小池候補に集まり今回の結果となりました。これまで、次々と所属党を鞍替えし、政治家として生き残ってきた小池候補ならではの手法と言えるかもしれません。

それにしても今回小池百合子氏は二つの大きなラッキー失言問題がありました。
それは、鳥越俊太郎氏に対して、『病み上がり』発言をした時、そして増田氏の応援演説で元東京都知事の石原慎太郎氏の『厚化粧』発言の時です。

小池百合子氏が、あのような差別的発言をしたことは、都の代表者として(それ以前に人としてですが…)の資質が大きく問われる大問題です。そして、それをテレビの直接討論で追求された時、彼女ははっきりと「言ってません」と否定しました(笑)

(えぇ・・・言ったのに 笑)

鳥越さん、そこはさすがジャーナリスト、きっちり証拠写真を即座に提示。

そのあと小池氏平謝り。  (はぁ?そんなんでいいの 笑)

病気療養中の人、病気から復帰した人、社会的に様々な不利益を受けます。
もしかすると仕事を辞めなくてはならなかったかもしれない。社会の様々な偏見と今も闘っているかもしれない。そういった社会的に助けが必要な人も包括的に受け止め、みんなで助け合って生きていくのが人間社会です。単純弱肉強食社会を作りたいなら、そもそも行政などいらないという話です。北斗の拳の世界です…
誰もが文化的に生きる権利を持てるように追求していくのが行政であるのに、そこのトップになろうという人がそういった差別的な認識をもっている。そして、その問題発言さえも言ったかどうか覚えてもいない。どんな力が働いたのかはわかりませんが、ここでマスコミがそのことについて追求しなかったことが、彼女にとってはラッキーだった失言問題。

もうひとつのラッキー失言は、自民党公認候補の増田氏の応援演説で、前東京都知事の石原慎太郎氏が、小池候補のことを「厚化粧の大年増」と発言したことです。
この直後の小池氏を応援していた若狭衆議院議員の「男泣き演説」がまた良かった。そもそも自民党から公認されていない人間を、自民党の現職国会議員が推すなど組織論からいうとありえない話です。当然「除名」処分もありえます。それでもなお小池氏を推すとなるとどれだけの小池アピールになるか。さらにこの失言を受けての「政策ではない内容で、ああいうことを言われるのは悲しい」と涙に声を詰まらせて行った男泣き演説で勝負あり。増田氏もあそこで、石原慎太郎氏の発言を諌めるなどしていたらまだチャンスはあったのですが、そうできなかった、しなかった結果、増田陣営がまともな人間たちのグループではないかを露呈し、増田陣営VS小池陣営の対立構造を作り出し、鳥越氏の存在感を薄くした。とても許される発言ではないが、選挙戦というところだけを切り抜けば、小池氏にとってはこの上なくラッキーだったに違いない。

この「取り上げられなかった自分の失言」と「必要以上に取り上げられた他人の失言」が小池都知事の誕生となったのです。彼女はもってます…
ただ、女性蔑視には反応し、病気への差別には反応しなかった東京都民とマスコミの感覚は私には理解できません。。。

なにはともあれ、都知事となったからには、裏金など受け取らず、公金で家族旅行や車の購入などせず、都民のために民主的な誠実な都政運営を望みます…
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2016年07月27日

主役の奢り

先日、ソフトバンクの試合を見ていました…。
すると、相手チーム(西武ラオインズ:メヒア)の選手が打った打球が一塁側カメラマンエリアに…。
その時、打球からカメラを守ろうとカメラマンアシスタントが持っていたボードを頭上にかざし、カメラを守った。しかし、その高く上がった打球を一塁手(内川選手会長)が取ろうと手を伸ばし接触。

 すると内川選手、そのカメラマンアシスタントをギラッと睨みつけ、文句をいいます。一塁に帰るときも何度も何度も振り返り睨みつけ、文句を言います。内川選手からすると「せっかく取れるかもしれなかったのにお前のせいでこぼしたやないか…何やってくれとんじゃ」ということなんでしょう。プロ選手が真剣に競技に打ち込むのはとても良く分かるし、いいことだと思います。ただしかし、悪意もなくカメラを守ろうとしたアシスタントに向かって、その態度はないのではないかと残念な気持ちになりました。

 素晴らしい映画が出来上がったとして、それは役者だけのものですか?監督はもちろん、原作者、スタッフ、カメラマン、技術などその映画を作るためにみんなが各々の立場で努力し作り上げてきたものだと思います。スポットライトを浴びる人がいれば、スポットライトを当てる裏方さんもいるわけです。もっといえば、その映画を見て感動するお客さんだって「良き映画」となるためには欠かせない大事な要員です。

 プロ野球は、マスコミが盛り上げ、ファンが盛り上げ、スタッフが支えなければ、ただの草野球です。プロ野球選手がプロ野球選手たるために多くの人間がそれを支えています。カメラマンアシスタントだってカメラとカメラマンを打球から守るために職務を全うしたに過ぎません。それを忘れて、王様のような態度を取るというのは元高校球児の私からすると残念な選手がプロになったのだと情けなく思います。是非プロ野球選手にはファンに夢と希望を与えられる人間性を身につけてもらいたいと思います。

 内川選手は苦しい時期もあったし、もしかしたら人並み以上の努力をしてその場所にたっているのかもしれません。しかし、だからといって、彼の取った行動が野球少年たちの夢(まぁ、みんながみんなそうではないでしょうが…)であるプロ選手の行動として褒められたものではないと考えます。もし、内川選手が本当にあのボールを取るために邪魔されたくないのであれば、あの席を空にすることを主張すべきなのです。ソフトバンクホークスのキャプテンなのだから、そのくらいの意見を述べる資格はあるはずです。やはり、お互いの責任と責任が交錯して、トラブルが起きたのであれば、立場の強い方が弱い方をなじるのではなく、何が原因で、何が解決策なのかを考えるべきです。今からでも遅くはないと思います。彼にはカメラマンアシスタントへの態度を詫びるかっこいい姿を期待します。

内川ファール写真.jpg
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2016年06月03日

選挙に行け…という嘘

夏の暑さが汗っかきの私を苦しめている今日この頃、
皆さまにおかれましては益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。

にしても暑い…

そして、汗臭いと思われていないかと気が気ではありません…

そして気が気でないのがもう一つ…来月に迫った参議院選挙です。
またまた貴重な税金が

自民党議員.JPG

な人たちに流れることになるのかと思うと…

◇投票率の低下は政治関心度の低下である?
…これは嘘ではない(100点の回答ではないが…)。

◇選挙に行って意思表示をすべきである?
…これも本当(これは文句のつけようがないくらい本当)。

◇では、選挙に行きましょうと政権与党が呼びかけているが、本当に行ってほしい?
…これは紛れもなく嘘です。当然嘘です。なぜなら、選挙に行っていない人たちは現政権を支持しているかというとそうではないからです。だから、投票率が低い方が政権与党としてはうれしいのです(^u^)

ならば、「選挙になんか行く必要ないじゃない。どーせ政治なんかあなたの一票なんかじゃ変わらないんだから!せっかくの休日だ、家でゆっくり休みなさい!貧乏なやつは休日返上で仕事をしなさい!」と言えばいいんですが、そういうわけにはいきません。そんなあからさまに国民をバカにしたら、支持者も離れてしまいますから…これは、日本文化の本音と建前なんでしょう。なので、彼らは一応言います…「センキョニイッテクダサイ」

さてさて、では今回の参議院選挙をどう考えるか…
選挙前になると、政権与党というものは態度を豹変させます。優しくなります。とても。
例えば…あらゆる経済学者と国民から、「これ以上経済を冷え込ませるつもりか」と批判を浴びてもなお、強く推し進めていた消費税の10%への引き上げ…も、見送りと言っています(笑)安倍晋三さんの肝入りの「憲法改正」も全くと言っていいほど触れません…

「いつも(付き合いで)自民党に入れていたけど、憲法改正となると話は別だ!」という人の票をなんとしても手放したくないということです。選挙とは、政策を打ち出して誰に政治を任せたいかを国民が選ぶ場なんですが、ここまで「やりたいこと(やること)」をひた隠しにされると、国民が選びようがない…という話になります。。。ま、これでいつも勝ってきたんで、今度もそれで乗り切れるという算段なのでしょうが、そろそろ国民も気づくべきですよね。これは、彼ら(政治家)が無責任・不誠実という話ではおさまりません。国民の意識も確実に低いのです。次の選挙は明るい結果になるといいですね☆
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2016年04月25日

熊本地震から考える

14日未明に発生し、断続的に余震が続いている熊本地震により、現在わかっているだけで48名の方が亡くなられ、1200人以上の方が重軽傷を負われています。
また、10日を経過した現在でも、8万人の方が避難生活を送られています。心から、お悔やみとお見舞いを申し上げます。
また、昼夜を分かたず奮闘しておられる自治体職員、ボランティアの皆さまにおかれましては、心から敬意を申し上げます。

熊本県のある自治体職員が、「人が足りない。」と新聞社の取材に答えていました。
自治体職員の仕事は様々ですが、自治体職員は住民の安全な暮らしと財産を守る責任に基づいて日々の公務を行っています。
一部、税金の未納者への請求や、水道料金未払い者への停止作業など、一見、住民の利益に反するような業務がありますが、これも自治体の運営のためのお金の確保と法令を遵守することによる治安維持の側面があります。大局的な視点で見ると、これも自治体を維持・運営していくための大切な業務です。
 今回のような大規模な災害は、現地の自治体職員だけでは限界があるので、自治体を超えた協力体制を作っておくことが必要です。ただ、やはり一番核となって奮闘するのは当該自治体職員です。島市長が言う「熊本は福岡市が守る」などという考えは熊本で住民のために奮闘している自治体職員に対して失礼極まりない話だと私は思います。西方沖地震の際他の自治体から協力派遣された人たちが「僕たちが福岡を守りに来ました」などと言われたら、福岡市職員はきっと複雑な心境になったことでしょう。自治体にできることは、こういった事態に備えて人員体制を確保していくことです。

「国会議員の数を減らす」「公務員の数を減らす」ということを声高に叫び、人気を得ようとする政党や議員・選挙人がいます。
 公務員の人件費が国政や自治体の支出を圧迫しているというのが彼らの主張です。しかし、果たしてそれは本当なのでしょうか。

公務員数国別比較表.gif国会議員数国別比較.gif

表(公務員人件費と財政赤字).bmp

「議員」は国民の代表者であり、数が多ければ多いほど、国民の多種多様な要求の代弁者が増えるということです。つまり、議員を減らすということは、(今も国民の声は届いていませんが)益々国民と政治が遠くなるということです。

政治家の数が減る…というと、

自民党議員.JPG

という人たちが減るというイメージを持つ人がいます。
答えは簡単!減りません(笑)。絶対に減りません。

なぜなら、寝ている方は国会の第一政党の自民党の議員(がほとんど)だからです。昔からそういう問題(居眠り・金銭授受・問題発言)を指摘されているが減らないのは、そういう候補者をその政党が選んでいるからです。人としてダメでも、組織票で通ってしまうのが日本の政治の怖いところです。「昔からそこに入れてる」義理堅い地域の方と、「そこに入れるように上から言われている」企業の人たちによって、そういったダメな政治家はどんどん国政に流れていきます。
では、議員を減らすとどうなるかというと、企業などの後押しの無い本当に市民から選出された本当に頑張りたいという人たちが落ちるわけです。だから、巨大政党は、「身を切る」と言いながら、議員定数が減ると実はほくそ笑んでいるわけです(笑)

「寝ている方がたくさんおられますのでよろしければ話をきいてほしい」
これは、これまでの憲法の解釈を大きく変えて自民党が国会で「安保法案」を押し通そうとした際に、SEALsの奥田愛基さんが参議院で意見陳述の前に言ったセリフです。
これから、国民の生活を揺るがしかねない重要な案件をかなり強引な手で押し通そうと思っている人たちが、その最重要会議中に寝ているのですから、本当に国民はバカにされているのだなと思います。彼らを国会から退ける方法は議員定数を減らすのではありません、「彼らを選択しない」ことしかありえないのです。

奥田愛基さんの言葉を借りるのであれば、

「私は、私たち一人ひとりが思考し、何が正しいのかを判断し、声を上げることは、間違っていないと確信しています。また、それこそが民主主義だと考えています」

「派閥に属する前に、グループに属する前に、たった一人の『個』であってください。自分の信じる正しさに向かい、勇気を持って孤独に思考し、判断し、行動してください」(寝起きの自民党議員に向けて真摯に訴え踏みにじられた言葉)
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